海外オンラインツールは、日本で開発されたオンラインツールに比べると、低価格で高機能であることがほとんど。
英語圏の人口のほうが遥かに多いので、提供できる数が圧倒的に違い、料金が安くても十分利益が出るからなんでしょう。
一方、日本語にしっかり対応された商品は、日本人からすると使いやすいのですが、料金はかなり高め。
10倍くらいの料金差があるのは当たり前で、言葉の問題だけで、海外オンラインツールを敬遠するのはもったいない!
ちょっとした工夫で日本語対応ツールと同じように使えます。
Google Chromeでサイト全体を日本語化
一番簡単なのが、インターネットブラウザ「Google Chrome」を使うこと。
Google Chromeなら、ボタン一つで、サイト全体を丸ごと日本語に翻訳。
もちろん、無料で使えます。(グーグルアカウントログインは必要)
ちょっとおかしい日本語のところもありますが、意味わからない!ということはほぼなし。
例えば、オンライン講座プラットフォームで人気のKajabi(カジャビ)。
このようにすべて英語のサイトだと、読むのに疲れますよね。
アドレスバーの右端にある翻訳マークをクリックするだけで、サイト丸ごと日本語に。
一気に読みやすくなりました。
残念ながら画像は翻訳されませんが、ボタンなどほとんどのものが、翻訳されます。
これで、言葉を理由に海外オンラインツールを敬遠する理由が一切なくなります。
Google Chromeの翻訳設定
この翻訳マークは、サイトが外国語のときに表示され、日本語のサイトの場合は表示されません。
このマークを押すことで、Google Chromeの翻訳をコントロールできます。
(まれに日本語のサイトでも表示され、自動的に翻訳されおかしくなることもあるので、その場合は原文に切り替えればOK)
グーグル翻訳マークで左クリックをするとこのように原文である「英語」と「日本語」で簡単に切替可能に。
右側の3つの点をクリックすると細かい設定も出来ます。
日本語以外の言語に翻訳したい場合は、「別の言語を選択」で選択可能。
また、英語のサイトは常に翻訳したい場合は、「英語を常に翻訳」を選んでおくと、英語のサイトを開くと自動的に日本語に翻訳してくれます。
ページによっては、自動的に日本語翻訳されると困る場合もあるかと。
その場合は、「このサイトは翻訳しない」をクリックすればOK。
日本語化していると文字化けする場合も
注意点も。
日本語化している状態で、入力作業をすると入力した内容が文字化けしたり、正常に登録されないこともあります。
そのため、入力や登録する際にはちょっと面倒なのですが、日本語化をやめて原文に戻すことをおすすめします。
(結構これで何度も面倒なことになった経験あり)
日本語化して、内容を理解し、原文に戻してから作業といった感じですね。
グーグル翻訳の拡張機能も便利
Google Chromeには、拡張機能を追加できます。
拡張機能追加は「Google 翻訳」へ。
グーグル翻訳の拡張機能を追加すると、短文ならその場で翻訳可能!
訳したい文を選択すると翻訳マークが出てきます。
翻訳マークをクリックすれば、その場で翻訳してくれます。
別ページが開かないのでとても便利。
入力や登録するために原文に戻したけど、やっぱり意味がわからないというときに重宝します。
長い文章の場合は、翻訳マークが現れません。
その場合は、選択後、右クリック。
「グーグル翻訳」をクリックすれば、新しいタブが開いて翻訳されます。
これも便利。
より正確に翻訳するならDeepL翻訳
最近、気に入って使っているのが、DeepL翻訳。
グーグル翻訳よりも正確というか、適切に訳されることが多いです。
両方使うとより精度が高められるので、も正確に訳したい場合に使っています。
DeepL翻訳にもGoogle Chromeの拡張機能があります。
拡張機能追加は「DeepL Translator」へ。
同じく、翻訳したい文を選択。
右クリックを押すと「Translate with DeepL」とあるので、それを押すと別タブで翻訳されます。
グーグル翻訳に比べてより自然な訳になります。
海外オンラインツールは連携でも優れている
ちょっと話はずれますが、海外オンラインツールはツール同士の連携もばっちり。
日本のツールだと、他社ツールとの連携はほぼできないことが多いです。
一方、海外のツールの多くは、他社ツールとの連携がしっかり取れています。
連携が取れるという理由も海外オンラインツールを選ぶ大きな要因です。
まとめ
海外オンラインツールの日本語化はとても簡単。
英語だからちょっとと思わず、Google Chromeを使えば、ほぼ違和感なく使いこなすことが出来ます。
残念ながら、オンラインツールの本場はアメリカ。
マーケティングやビジネスモデルもアメリカが数年先を行っていて、数年遅れて日本に入ってくると言われているくらい。
うまく翻訳機能を活用して、低価格で機能が充実している海外オンラインツールを活用しましょう!