Kajabi(カジャビ)は、オンライン講座を誰でも簡単に作れるオールインワンプラットフォーム。
料金プランは3つのみで、大きな機能差がなく、商品の数や生徒数で選べばOK。
おすすめの料金プランの選び方やプランごとの機能の違いについてまとめました。
参考
Kajabiの料金(価格)プラン
Kajabiの料金(価格)プランはとてもシンプル。
3つのプランから選べます。
プラン | Basic | Growth | Pro |
料金(月額プラン) | $149/月 (約18,600円) |
$199/月 (約24,900円) |
$399/月 (約49,900円) |
料金(年額プラン)/月 | $119/月 (約14,900円) |
$159/月 (約19,900円) |
$319/月 (約39,800円) |
無料プランは存在しておらず、一番安いプランがBasicプランの119米ドル(年プラン/月)。
一番高いプランがProプランの319米ドル(年プラン/月)となっています。
通常料金プランとは別に、月額99米ドルプラスした「Kajabi Access」プランが存在します。
Kajabi Accessについては後ほど。
Kajabi料金プランごとの機能の違い
詳しく機能の違いを見ていきます。
プラン | Basic | Growth | Pro |
料金(月額プラン) | $149/月 (約18,600円) |
$199/月 (約24,900円) |
$399/月 (約49,900円) |
料金(年額プラン)/月 | $119/月 (約14,900円) |
$159/月 (約19,900円) |
$319/月 (約39,800円) |
販売手数料 | 0% | ||
クレジットカード手数料 | Stripe 3.6% PayPal 3.6%+40円 |
||
商品数 | 3個 | 15個 | 100個 |
パイプライン (セールスファネル) |
3個 | 15個 | 100個 |
ランディングページ | 無制限 | ||
マーケティングメール | 無制限 | ||
メールリスト | 10,000名 | 25,000名 | 100,000名 |
生徒数 | 1,000名 | 10,000名 | 20,000名 |
Webサイト | 1つ | 1つ | 3つ |
管理者 | 1人 | 10人 | 25人 |
カジャビ大学 | ○ | ||
ウェビナー&イベント | ○ | ||
すぐに使えるテンプレート | ○ | ||
クイズ&アンケート | ○ | ||
電話サポート | ○ | ||
チャットサポート | ○ | 24時間 | |
自動化 | ○ | 高度な自動化 | |
Kajabiロゴ | あり | 外せる | |
アフィリエイト | × | ○ | |
コードエディタ | × | ○ | |
プラン | Basic | Growth | Pro |
Kajabiでは、料金プランでの機能の違いはほとんどなし。
どのプランを選んでもオンライン講座を構築し、収益を上げられます。
大きな違いは、商品数、パイプライン、メールリスト&生徒数。
商品数
Kajabiの商品数とは、そのままですが販売する商品の数。
- Basic
3個 - Growth
15個 - Pro
100個
1つのパッケージとしてオンライン講座を販売する単位となります。
Basicからスタートしても、3つの商品は作れるので、最初は問題なし。
より多くのオンライン講座を準備できそうになったら、プランをアップグレードすればOKです。
たとえば、Facebook広告を学ぶコースを1つ作り、その中に動画を30個入れても、1つのコースとして売るなら、商品数は1つとなります。
Facebook広告を学ぶコースを、初級編、中級編、上級編と3つに分けて販売したい場合は、商品数は3つとなります。
セールスファネルを構築し、フロントエンド商品、ミドルエンド商品、バックエンド商品と構成するなら、3つだと正直物足りない。
15個あると安心といったところです。
そのため、KajabiでもGrowthプランが一番売れています
-
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パイプライン
パイプラインとは、セールスファネルのこと。
Kajabiでは、とてもありがたいことに簡単にセールスファネルを構築できるようにパイプラインが用意されています。
テンプレートから好きなものを選ぶだけ。
現在は、7つテンプレートが用意されており、自分で好きなようにカスタマイズも可能。
例えば、上図は販売ページOVOのテンプレートの中身。
- オプトインページ(メールアドレス収集用のランディングページ)
- 8つのステップメール
- セールスページ
から構成されており、あっという間にセールスファネルを組めるようになっています。
もちろん、すべてシステム上で連携されているので、面倒な設定も不要。
また、オプトインページやセールスページのデザインも、ドラッグ&ドロップで簡単に作れます。
このようなパイプラインをいくつ作れるかが、料金プランによって異なります。
- Basic
3個 - Growth
15個 - Pro
100個
1つの商品に1つのパイプラインが基本。
ただ、ABテストするなら、もっと多くのパイプラインがあったほうが便利。
(1つの商品に2つ以上のパイプラインを用意して、どちらのほうが売れるかテストし、売れる方のパイプラインを採用していく)
OVOは、一般的な略ではないと思いますが、Kajabiでは、オプトイン、バリュー、オファーの略として使っています。
オプトインは、メールアドレスの収集。
バリューは、商品が提供する価値の提示(販売ページやメルマガ、ウェビナー等で)。
オファーは、最後に買ってもらうための魅力的な条件提示のこと。
メールリスト&生徒数
メールリストとは、オプトインページで収集したメールアドレスの数。
オンライン講座が売れるかどうかを分ける顧客リストの数になります。
- Basic
10,000人 - Growth
25,000人 - Pro
100,000人
Basicプランの10,000人分あれば、当面は十分なリスト数です。
Growthプランの25,000人分、Proプランの100,000人分もあれば、相当なビジネスが出来ます。
生徒数は、ログインできる生徒数の数。
- Basic
1,000人 - Growth
10,000人 - Pro
20,000人
買い切り型のオンライン講座の場合は、基本永久的にログイン可能になるので、売れば売るほど生徒数を消耗する形にはなります。
サブスクリプション型の商品の場合は、生徒が退会するとアクティブな生徒ではなくなるので、生徒数をセーブできます。
もし、生徒数が上限に達しそうな場合は、後述するKajabi Access(月額99ドル)をプラスすれば、現在のプランの2倍に増やせるので、よほどの大規模オンライン講座にならない限り、通常は足りるかと。
Kajabiロゴ、アフィリエイト、コードエディタ
Basicプランだと、Kajabiロゴを外せない&アフィリエイト機能が使えないという制限あり。
より独自のオンライン講座というブランドイメージを大切にしたい場合は、最初からGrowthプランがおすすめです。
ロゴは上のサンプルのように、フッターの右下に「Powered by Kajabi」とリンク付きで随所に入ります。
私は、Kajabiのロゴを入れたくなかったので、Growthプランからスタートしています。
アフィリエイトとは、自分のオンライン講座を紹介してくれた方に紹介料を払うシステム。
無料で紹介して!といってもなかなか紹介してもらえませんが、お金をもらえるとなると紹介してもらえる確率が一気にアップします。
慣れてきたらぜひ使いたい機能。
また、より柔軟にサイトをいじりたいと思った場合は、Proプランにすると、コードエディタがあり自由にカスタマイズできます。
とはいえ、コードエディタを使わなくても十分デザイン性のあるサイトが作れるし、コードを書く知識が必要になるので、大抵の方は不要かと。
選ぶべき料金プラン
Kajabiは、どの料金プランを選んでも機能の違いは少ないのは良心的。
そのため、商品の数で選べばOK。
選ぶべき料金プラン
- まだコンテンツがない
→Basicプラン - ある程度コンテンツ案がある又はコンテンツをすでに持っている
→Growthプラン - すでにあるオンライン講座をKajabiに置き換えたい
→Proプラン
手軽にBasicプランから始められます。
ただ、個人的には以下の理由から「Growth」プランがおすすめ。
Growthプランがおすすめの理由
- カジャビブランドを削除できたほうがより、独自プラットフォーム感が出る
- 3商品・3パイプラインだとさすがに少ない
Kajabiの料金表でもGrowthプランが一番人気となっています。
年契約と月契約
年契約と月契約どちらがいいか?
確実にお得なのは、年契約です。
年契約にするだけで月契約に比べて20%割引に。
もちろん、一気にお金がかかるので、まずは手頃に始めたいという方は月契約からスタートもありです。
私も当初は月契約でスタートし、使えると判断してから年契約に切り替えました。
年契約する場合は、コンタクト先にメールするだけで簡単に切り替えてくれます。
英語でメールする必要がありますが、今はグーグル翻訳で簡単に英文を作れるので、問題なしです。
Kajabiの料金は高い?
Kajabiは、ライバルのTeachable($29~$249)やThinkfic($0~$399)に比べると高めの料金設定。
その理由は、オールインワンプラットフォームだから。
別事業で、メルマガ配信システムを契約し、ランディングページなども作成していますが、それぞれ別に契約するとこんな感じに。
- メール配信システム1万人 年間12万円
- セールス機能(クリックファネルなど) 年間12万円
メール配信システムとセールス機能だけでも年間24万円位かかります。
Kajabiの一番安いプランなら年間15万円くらいと、他のツール料金よりも安い金額で全てできてしまいます。
むしろ安いくらいですね。
やはりそれぞれの専用ツールに比べると、あともうちょっとこういう機能があればと感じることはありますが、十分実用できるので問題なしです。
Kajabi Accessとは?
Kajabi Access(カジャビアクセス)とは、Kajabiの基本プランにプラスできる追加プラン。
現在のプランに月額99米ドル(約10,000円)でプラスできます。
Kajabi Accessでは、以下のサービスがプラスされます。
Kajabi Accessでプラスされる機能
- 1対1のオンラインセッション6回
- すべて2倍にアップ
- Basicプラン、Growthプランでもコードエディタ利用可能
- 新しい機能に早期アクセス
一番の売りは1対1のオンラインセッションを6回受けられること。
オンラインセッションで相談しながらKajabiをセットアップしていけます。
もちろん、すべて英語でのやり取りになるので、利用のハードルは高いですが。。。
日本人の方でもっとも価値あるのは、すべて2倍にアップすること。
プラン | Basic +Kajabi Access |
Growth +Kajabi Access |
Pro +Kajabi Access |
料金(月額プラン) | $248/月 (約31,000円) |
$298/月 (約37,300円) |
$498/月 (約62,300円) |
料金(年額プラン)/月 | $218/月 (約27,300円) |
$258/月 (約32,300円) |
$418/月 (約52,300円) |
商品数 | 6個 | 30個 | 200個 |
パイプライン (セールスファネル) |
6個 | 30個 | 200個 |
メールリスト | 20,000名 | 50,000名 | 200,000名 |
生徒数 | 2,000名 | 20,000名 | 40,000名 |
Webサイト | 2つ | 2つ | 6つ |
管理者 | 2人 | 20人 | 50人 |
通常料金は、Growthプランが$159/月(約19,900円。年プラン)、Proプランが$319/月(約39,900円。年プラン)。
Growthプランで、15商品数だと足りなくなってきたというときはProプランではなく、Growthプラン+Kajabi Access$258/月(約32,300円。年プラン)もありですね。
もちろん、Proプランの100個あればいくらでも作れる感覚に。
僅かな価格差なので、普通にProプランにしてしまってもいい気がしますが。。。
まとめ
Kajabi(カジャビ)の料金プランは、プランごとに機能制限が少なく良心的。
作る予定の商品数や生徒数で選べばOK。
Basicプランからスタートし、順調にオンライン講座構築が進み、3商品を超えるタイミングでGrowthプランにアップできます。
また、Kajabiロゴを入れたくないという理由で、最初からGrowthプランもおすすめ。
どうしても3商品はあっという間に超えてしまうと思いますし。
どのプランでも14日間無料体験からスタートできるので、まずは触ってみては?
Kajabiの入会・登録方法は、「Kajabi(カジャビ)の入会・登録方法!14日間無料体験からスタート」へ。
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Kajabi(カジャビ)の入会・登録方法!14日間無料体験からスタート
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